スマスイの愛称で親しまれている「神戸市立須磨海浜水族園」は、国内の大型水族館の先駆けとなった水族館で、約600種13000点の海や川の生き物を飼育展示しています。
また、須磨海浜水族園内には、イルカライブ館やラッコ館、アマゾン館など別館があり、子供向けの遊園地エリアで遊ぶこともできます。
須磨海浜水族園の入園料金は、18歳以上が1300円、15〜17歳が800円、小中学生は500円、幼児は無料です。
須磨海浜水族園の裏側は須磨海水浴場で、見晴らしのいい砂浜が広がっていました。
本館
水族園の本館に入館すると、広々としたホールの奥に「波の大水槽」があります。
波の大水槽は、造波装置によって波の形成ができる水槽で、サメやエイ、シマアジなど大型の魚類が一緒に泳いでいます。
本館の2Fにあがると、波の大水槽を上から見ることができます。
本館の他の場所では、サンゴ礁の海に生息する魚や無せきつい動物など、いろいろな海の生物の生態を観賞することができます。
園内の観賞施設
アマゾン館
アマゾン館では、世界最大の淡水魚と言われているピラルクや大型ナマズなど、アマゾン川流域に生息する淡水魚を大きな水槽で見ることができます。
魚を下からのアングルで見ることができて、水中散歩している気分になれるチューブ型水中トンネルもありました。
イルカショー
イルカショーの前列席は、イルカの豪快なジャンプで水しぶきを浴びる可能性が高く、子供達が雨ガッパを羽織って座っていました。
イルカショーは、プール内で複数のイルカの息があったジャンプや、吊り下げられたボールめがけて高くジャンプする姿が見所ですが、小さな箱を胸ビレで上手に運ぶようなかわいらしい芸も見せてくれました。
遊園地エリアの一角では、有料でイルカをさわれるドルフィンピースというプールがあり、長い行列ができていました。
ラッコ館
須磨海浜水族園にはラッコ館があり、2匹のラッコが活発に動きまわっていました。
国内の水族館で飼育されているラッコの数は、保護のための輸出規制や高齢化により年々減少していて、今ではわずか10数匹しかいないそうです。
ラッコは大食漢なことで知られていますが、1日に食べる量のレプリカが展示されていました。
アザラシプール、アナコンダ水槽など
アザラシがいるプールは屋外にあり、水槽の近くまで寄ってきて、愛嬌があるしぐさを見ることができます。
他にもペンギン用のプールやアナコンダ水槽、世界のさかな館など、まわれる所がいろいろとありました。
遊園地エリア
遊園地エリアは、幼児から小学生低学年ぐらいが遊べるアトラクションが中心で、水族園をひとまわりした後に少し遊ぶのにちょうどいい広さでした。
園内の飲食施設
園内の飲食できる施設は「和楽園」というレストランと、遊園地エリア入口のファーストフードなどが販売されている売店があり、近くにはテーブルもあります。
また、お弁当広場があり、要所にテーブルとベンチがあるので、弁当を持参して昼食を済ますことも可能です。
施設情報
神戸市立須磨海浜水族園の公式サイト
住所
〒654-0049
兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目-3-5
アクセス(電車)
JR「須磨海浜公園」で下車→徒歩5分
山陽電鉄「月見山」で下車→徒歩10分
駐車場(普通車)
収容台数1090台
土日祝・7月・8月 最初の1時間400円 以降1時間毎200円
7月・8月を除く平日 最初の1時間300円 以降1時間毎200円
営業時間
9:00~17:00 受付は閉園の1時間前まで
定休日
12月~2月の水曜日(年末年始・祝日は営業)