和歌山県東牟婁郡串本町にある「潮岬」は、本州最南端の地として知られている串本の人気観光スポットです。
潮岬灯台、潮岬観光タワー、望楼の芝からは、潮岬のいちばんの見所である広大な太平洋の大海原と、岩場のクレ崎を眺めることができます。
潮岬観光タワー
潮岬観光タワー付近には、収容台数約100台の無料駐車場があります。
潮岬観光タワー展望塔の入館料は、大人が300円、小中学生が100円で、入館すると「本州最南端訪問証明書」を発行してもらえます。
天気のいい日であれば、那智山の山並みも見渡すことができるそうです。
潮岬観光タワーに隣接している建物は、1Fに土産物売場、2Fに食堂があります。
食堂では麺類や近大マグロを使ったメニューなどがあり、昼食に利用できます。
望楼の芝
潮岬観光タワーの前にある望楼の芝は、広さが3万坪あるそうです。
毎年1月の最終土曜日に、本州最南端の火祭りである「望楼の芝焼き」が開催されます。
望楼の芝焼きは、害虫駆除や新芽の成長を促す目的で行われます。
望楼の芝にある「本州最南端」と記されている石碑は、記念撮影スポットになっていました。
望楼の芝から見るクレ崎や太平洋は絶景で、水平線を見ていると、地球が丸いのがわかるような気がします。
望楼の芝の一角に、「潮岬望楼の芝キャンプ場」があり、サイトにはたくさんのテントが張られていました。
潮岬望楼の芝キャンプ場は、有料期間と無料期間があり、GWと夏季は有料で、それ以外の期間は無料で利用することができます。
無料期間と有料期間で設営できる場所が違うようですが、キャンプ場内は全てフリーサイトで予約不要です。
望楼の芝には、潮岬展望休憩所「潮風の休憩所」もあります。
小さな建物ですが、中には休憩できるようなスペースと、大きな貝などの展示物がありました。
潮岬灯台
潮岬観光タワーから潮岬灯台の手前にある有料駐車場までは、約500mの距離です。
灯台入口までは、さらに有料駐車場から2~3分ほど歩きます。
潮岬灯台は、地上からの高さが23mある石造りの白亜の灯台で、1873年(明治6年)に正式点灯され100年以上の歴史があります。
潮岬灯台の入場料金は、中学生以上200円でした。
灯台内部に入ると、灯台上部の踊り場まで68段のらせん階段があり、ずっと続く海の水平線や潮御崎神社の社殿の屋根を見ることができます。
潮岬灯台の下部は資料展示室になっていました。
小さなスペースですが、実際に灯台に使われていた第2等不動レンズや、300mm灯籠などが展示されていて、潮岬灯台の歴史を知ることができます。
基本情報
潮岬観光タワーの公式サイト
住所
潮岬観光タワー
〒649-3502
和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706-26
アクセス(電車・バス)
JR紀勢本線「串本」で下車→熊野交通バス「潮岬」行に乗車→「潮岬」で下車
駐車場(普通車)
潮岬観光タワー 収容台数100台 無料
潮岬灯台 収容台数50台 1回300円
営業時間
潮岬観光タワー 8:30~16:30(12月~2月は16:00まで)
潮岬灯台 9:00~16:30(10月~4月は16:00まで)
定休日
年中無休