さかい利晶の杜

さかい利晶の杜外観

大阪府堺市にある「さかい利晶の杜」は、堺出身の千利休と与謝野晶子に関する展示室がある、2015年3月にオープンした2階建てのミュージアムです。

展示室のほかには、堺の観光スポット・祭りなどの情報を提供している観光案内展示室や、本格的な茶室で茶の湯を体験できる施設があります。

また、和食レストラン「梅の花」とスターバックスコーヒーが、さかい利晶の杜の施設内で営業しています。

さかい利晶の杜外観

1階の千利休茶の湯館と、2階の与謝野晶子記念館の観覧料金は、大人が300円、高校生が200円、中学生以下が100円です。

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千利休茶の湯館

千利休肖像画

千利休は、戦国・安土桃山時代の茶人で、1522年に堺の豪商の家に生まれ、若いころから茶の湯を学んだ人物です。

茶頭として織田信長と豊臣秀吉に仕え、禁中茶会や北野大茶会などで活躍し、わび茶のスタイルを大成させました。

名声を手に入れた利休は、秀吉の築いた聚楽第周辺に屋敷で晩年を過ごしていましたが、秀吉の怒りに触れ、1591年に切腹を命ぜられます。

千利休茶の湯館
千利休茶の湯館の展示物
千利休茶の湯館の展示物

千利休に関する展示室「千利休茶の湯館」は、さかい利晶の杜の1Fにあります。

展示室では、貿易港で栄えた堺と茶の湯のかかわりに関する解説や、茶碗、絵皿、茶杓などの展示がされていました。

千利休茶の湯館の展示物

堺今市町(現在の宿院西1丁)にあった利休屋敷の壮年期の茶室と、最晩年の聚楽屋敷の茶室を想定して、茶室床部分を比較している展示などもありました。

シアタールーム
住吉祭礼図屏風のデジタル画面

展示の他にも、住吉大社から堺へやってくる祭礼の行列が描かれた「住吉祭礼図屏風」の大きなタッチパネルがあり、デジタル画面に触れると拡大図や解説が出てきます。

千利休に関連した映像を、随時上映しているシアタールームもありました。

千利休屋敷跡と茶の湯体験施設

千利休屋敷跡
千利休屋敷跡の井戸

さかい利晶の杜に隣接している場所に、千利休屋敷跡があります。

千利休屋敷跡には井戸と石灯籠があるぐらいでしたが、ボランティアの方が待機していて説明をしてくれました。

立札茶席

茶の湯体験施設では、立札茶席(南海庵)で抹茶と和菓子を味わいました。

立札茶席は予約不要で、表千家、裏千家、武者小路千家の方が日々交代で、抹茶と和菓子を出してくれます。

抹茶

立札茶席はテーブルとイスを使用し、作法などは特に言われることもなかったので気楽にいただくことができ、茶碗の産地や和菓子の名店の話などをしてくれました。

利晶の杜の茶室を使った「茶室お点前体験」という予約制のプログラムでは、茶道三千家の指導を受けながら茶の湯の作法を体験できるそうです。

与謝野晶子記念館

駿河屋のジオラマ
駿河屋のジオラマ

「与謝野晶子記念館」は、さかい利晶の杜の2Fにあります。

与謝野晶子は1878年に堺の和菓子の老舗「駿河屋」の三女として生まれ、「みだれ髪」や「君死にたまふことなかれ」など多くの詩歌集を出版し、社会や教育問題に関わる論評家として活動した女性です。

装幀の展示
与謝野晶子記念館の展示

展示室には、駿河屋の建物を再現した大きなジオラマや、有名な画家が手がけた装幀の展示などがありました。

観光案内展示室

観光案内展示室

さかい利晶の杜のロビーにあたる観光案内展示室では、タブレットやタッチパネルを活用して、堺の観光スポットの情報発信をしていました。

観光案内展示室の利用は無料で、自由に出入りできます。

利晶の杜周辺のジオラマ
P1060724

観光案内展示室には、昭和初期の利晶の杜周辺のジオラマや、床には泉州堺絵図(1863年)の大きな陶板フロアマップがありました。

施設情報

さかい利晶の杜の公式サイト
住所
〒590-0958
大阪府堺市堺区宿院町西2丁1-1
アクセス(電車)
南海本線「堺」で下車→徒歩約10分
南海高野線「堺東」で下車→南海バス「宿院」で下車→徒歩1分
阪堺線「宿院」で下車→徒歩1分
駐車場(普通車)
収容台数103台 1時間200円
施設利用で駐車料金割引あり
営業時間
9:00~18:00
最終入館は17:30まで

定休日
第3火曜日
第3火曜日が祝日の場合は、翌日が休館
年末年始休館あり

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