面不動鍾乳洞

面不動鍾乳洞入口

奈良県吉野郡天川村の洞川地区に、関西で最大規模の鍾乳洞とされている「面不動鍾乳洞」があります。

面不動鍾乳洞は、昭和8年に橘本広吉氏によって発見され、その年から大谷実太郎氏・井口晃氏と共に私財を投じながら鍾乳洞の開発を進めて完成し、現在は奈良県の天然記念物に指定されています。

また、面不動の名前の由来は、昔から鍾乳洞の岩山一帯を「メンの不動さん」とよんでいたことから、面不動鍾乳洞と名付けられたそうです。

無料駐車場

面不動鍾乳洞は、洞川温泉街から歩いていける距離で、山の入口に6台ほど車を停めれる無料駐車場があります。

9月の連休に訪れたときは、朝9時前に到着して駐車場に停めることができましたが、空きがない時は、徒歩5分ぐらいの距離にある「洞川温泉センター」の有料駐車場に停めるのがおすすめです。

面不動鍾乳洞の入洞料金は、大人が400円、小人が200円です。

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面不動モノレール【どろっこ】

モノレール発着駅

面不動鍾乳洞へは、山の入口から少し歩いた場所にある「面不動モノレール」を利用すれば5分ぐらいで着きます。

整備されている山の遊歩道を10分ぐらい歩いて行くこともできますが、登り坂を歩き続けるのは結構ハードです。

トロッコの定員は16名で、9:30(7・8月は8:30)から運行していて、運賃は中学生以上が往復500円・片道300円、4歳~小学生が往復300円・片道200円です。

どろっこ

トロッコは、洞川を掛け合わせたと思われる「どろっこ」という名称がついてました。

丸太の形をしたデザインのトロッコで、山の斜面をゆっくり登って行くので、子供はちょっとしたアトラクション感覚で楽しめると思います。

茶屋

トロッコが到着する場所には、茶屋のような建物があり入洞受付になっているので、乗車運賃や面不動鍾乳洞の入洞料金を支払います。

茶屋から見た景色

茶屋の手前は展望台のような休憩場所があり、山に囲まれた洞川温泉街を一望できる、見晴らしのいい景色が広がっていました。

面不動鍾乳洞への道

面不動鍾乳洞の出入口は、茶屋からさらに山を1分ほど登った場所にあります。

鍾乳洞の様子

鍾乳洞光景
鍾乳洞光景
鍾乳洞光景

鍾乳洞内部の気温は年間を通して約8℃で、鍾乳洞の中に入るとひんやりとした空気に変わるのを感じます。

鍾乳洞の入口からぐるりと一周して戻ってくるような構造で、所要時間20分ぐらいでひととおり観賞することができます。

鍾乳洞内の通路は、水で濡れている所や高低差があり、場所によっては頭や足元に少し注意が必要ですが、全体的に足場はある程度整備されています。

ちりめん天井
権現の窟
ご母堂窟
こうもり窟

鍾乳洞内の見所にはLED照明でライトアップされていて、幻想的な空間を演出していました。

また、鍾乳石・石筍の特徴や形状によって、ちりめん天井・こうもり窟・権現の窟・羅漢窟・ご母堂窟など、名前がたくさん付けられていました。

基本情報

面不動鍾乳洞の参考サイト
住所
〒630-0243
奈良県吉野郡天川村洞川673-89
駐車場(普通車)
収容台数約6台 無料
営業時間
9:00~17:00 受付は16:30まで
夏季(7・8月) 8:00~19:00 受付は18:30まで

定休日
不定休
12/31~1/6

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