和歌山県東牟婁郡串本町にある「串本海中公園」は、約500種、5000点の串本の海に生息する生き物が展示されている水族館です。
水族館の他には串本の海中を見ることができる海中展望塔や、海中観光船「ステラマリス」が運航されています。
水族館の向かいには、海中公園レストラン「アクロポーラ」があるので、昼食などに利用することができます。
遊びに行った日は海中観光船「ステラマリス」には乗りませんでしたが、9:00~16:00まで30分おきに運航され、串本の海中を約25分見学することができます。
水族館
水族館には、串本の海に生息する生き物のみが展示されています。
水族館に入ると、左右に岩礁やサンゴに住む魚が展示されている水槽、正面に「串本の海」を再現した大水槽があります。
大水槽の奥にはサンゴ・イソギンチャク・ウニ・ヒトデ・エビ・カニ・ウツボなどの水槽や、変わった生態をもつ魚などの水槽がありました。
串本の海に住む生き物が熱帯色豊かで、バラエティに富んでいるのがよくわかります。
館内には海の生き物と触れ合える、タイドプールとタッチングプールがあります。
タイドプールでは手をそっといれていると、イソスジエビという小さなエビが手をついばんできます。
タッチングプールにも小魚やウニ、ヒトデなどがいて、手をいれて触ることができます。
タッチングプールの横には、子ガメ水槽がありました。
ウミガメは触ることはできませんが、水族館の人工産卵場で生まれた0~1才のアカウミガメとアオウミガメの赤ちゃんを、近い距離で見ることができました。
ウミガメパーク
ウミガメパークには、3Dメガネで海の生物の映像を鑑賞できるウミガメシアターや、産卵砂浜のあるウミガメプールなどがあります。
ウミガメシアターは出入り自由で、無料で鑑賞することができます。
ウミガメプールにいるウミガメの種類は、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイで、1mぐらいの大きなウミガメが何匹も泳いでいました。
プール入口付近には、ウミガメのエサも販売していました。
大水槽
水中トンネルがある大水槽では、サメやエイ、クロマグロなどが泳いでおり、大水槽の上部から魚が泳いでいる様子を観察できる「バックヤード見学」があります。
バックヤードの出入りは自由で、クロマグロのエサが販売されていてエサやり体験ができます。
大水槽の水中トンネルでは、通路の片側に座るところが用意されていて、ゆっくりと大水槽の魚を観賞できるようになっていました。
海中展望塔
水族館付近の海辺は、磯遊びができるような岩場だったので、展望塔に向かう前に子供と海の生き物を探して遊びました。
海中展望塔は沖合140mの所にあり、岸から長い通路で結ばれています。
海中展望塔の中に入って階段を下りると、たくさんの小さな丸い小窓から、串本の海底の様子や魚たちを観賞できるようになっていました。
施設情報
串本海中公園の公式サイト
住所
〒649-3514
和歌山県東牟婁郡串本町有田1157
アクセス(電車・バス)
JR紀勢本線(きのくに線)「串本」で下車→無料送迎バスで約15分
駐車場(普通車)
収容台数200台 無料
営業時間
9:00~16:30 チケット販売は16:00まで
※夏休み期間と5月~10月の連休は17:00まで開園 チケット販売は16:30まで
定休日
年中無休