兵庫県淡路市の淡路夢舞台にある「奇跡の星の植物館」は、約3000種、30000株の世界の植物が展示されている、日本有数の規模を誇る植物館です。
植物館の建物の設計は、有名な建築家の安藤忠雄氏が手掛けたもので、コンクリート打ちっぱなしの館内は植物館とは思えない雰囲気です。
1月に訪れましたが、クリスマス物語というイベントが開催されていて、メインの展示室はクリスマスムード満載の飾りつけがされていました。
展示室
温室内はいくつかの展示室に分かれていて、展示室ごとにテーマがあります。
プランツギャラリーという展示室は、乾燥地域に生きる多肉植物を展示しています。
浅く水を張ったプールに四角い大きな鉢植えが均等にならんでいて、サボテンなどの植物が植えられていました。
どの展示室にも言えることですが、手入れが行き届いている印象で、人がデザインした空間と植物が調和したレイアウトも見所だと思います。
トロピカルガーデンは、熱帯植物を中心に植えられている展示室です。
南国をイメージできるガーデンで、鮮やかな色をした草花や石像が展示されていて、ベンチにすわりながら鑑賞できるようになっていました。
シダルームという展示室は、少し階段をおりた地下の空間に、少ない光でも生きていける植物が生い茂っていました。
シダルームは、地下空間の緑化をテーマにしているそうです。
花と緑のある暮らしという展示室は、日本の文化と草花を組み合わせて、和風の空間を演出していました。
温室内に塀や和室があるのが面白いですが、おちついた日本の庭園美を感じることができます。
フラワーショースペースのイベント
フラワーショースペースは温室内のメインともいえる展示室で、ラン展やクリスマスなどのイベントが頻繁に行われており、イベントのテーマや季節によってレイアウトが様変わりします。
訪れたときは、ちょうどクリスマスイベント期間中だったので、クリスマスツリーであるモミの木やオブジェ、草花で演出されていました。
クリスマスイベントは、非常に手の込んだレイアウトで見ごたえがあり、ベンチに座ってゆっくり観賞することもできるようになっていました。
我が家が奇跡の星の植物館をひと通り見てまわった所要時間は、1時間ぐらいでした。
施設情報
奇跡の星の植物館の公式サイト
住所
〒656-2306
兵庫県淡路市夢舞台4番地
アクセス(バス)
JR神戸線「舞子」または山陽電鉄「舞子公園」から高速バス
「淡路夢舞台前」で下車→徒歩5分
JR神戸線「三ノ宮」または阪急電鉄「神戸三宮」から高速バス
「淡路夢舞台前」で下車→徒歩5分
駐車場(普通車)
夢舞台地下駐車場 1日500円
営業時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
定休日
臨時休館日あり