沖縄県国頭郡国頭村の「辺戸岬」は、沖縄本島最北端の地として知られる絶景スポットで、石灰岩が露出している緑の大地と、断崖絶壁から一望できる大海原の眺望が見所です。
また、辺戸岬の背後には大石林山がそびえ立っていて、広大な自然のパノラマを見ることができます。
岬の散策
辺戸岬の設備は、トイレと広めの無料駐車場があります。
また、無料駐車場のそばには、辺戸岬こうようパーラーという飲食店が1軒だけ営業していて、沖縄そばやアイスなどのメニューがありました。
辺戸岬は遊歩道が整備され、岬をぐるりとまわれるようになっていますが、遊歩道を外れるとすぐ岩場や崖があるので、特に子供は目を離さない様に注意が必要です。
遊歩道を岬の先端に向かって歩いて行くと、1976年に建てられた「祖国復帰闘争碑」という大きな石碑が建っています。
祖国復帰闘争碑の土台部分には、1972年に沖縄が日本に返還された事に関する碑文が記されています。
さらに遊歩道を歩くと、ヨロン島・国頭村友のきずなと書かれた土台に、与論町から贈られた「かりゆしの像」と呼ばれる像が設置されています。
かりゆしの像は、2001年に辺戸岬に設置されたもので、一見すると鳥が羽ばたいているように見えますが、像の下半身は魚の姿をしていて、鳥の部分が空、魚の部分が海を表現しているそうです。
岬の自然
辺戸岬の地面は、テリハクサトベラなどの背の低い植物で覆われており、石灰岩が露出してデコボコしています。
辺戸岬から真下の海を眺めると、海底が見えるぐらい透明度が高いです。
また、辺戸岬から見る大海原は、天候が良ければ鹿児島県の与論島も見ることができます。
辺戸岬から山側をみると、切り立った山頂部がダイナミックな、大石林山の山並みを一望することができます。
30分弱ぐらい辺戸岬の景色を楽しんだ後は、辺戸岬から車で5分ぐらいの距離にある大石林山に向かいました。
大石林山の観光は、下記の記事にまとめましたので、参考にして下さい。
大石林山の詳細記事
基本情報
住所
〒905-1421
沖縄県国頭郡国頭村辺戸
駐車場(普通車)
あり 無料