橋杭岩

橋杭岩景観

和歌山県東牟婁郡串本町にある「橋杭岩」は、長さ850mにわたって横一列に並んでいる奇岩群で、国の名勝天然記念物に指定されている串本の人気観光スポットです。

橋杭岩の立札

大小40あまりの岩には「ハサミ岩」や「大オガミ岩」など、それぞれ名前がつけられています。

橋杭岩の景観がどのようにしてできたのかというと、今から1500万年前に堆積した泥岩層にマグマが貫入して固まったものが、長い年月をかけてやわらかい泥岩層が浸食されて、硬い火成岩が残ったものだそうです。

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橋杭岩の伝説

橋杭岩景観

橋杭岩には、弘法大師にまつわるおもしろい伝説話があります。

橋杭岩の伝説

天の邪鬼が弘法大師に、一晩で大島まで橋を架ける競争を持ちかけました。

話に乗った弘法大師が巨岩で橋杭をつくっていたところ、作業の進み具合が速いのに焦った天の邪鬼が、ニワトリの鳴きまねをして朝がきたと勘違いさせ、橋を架ける作業をあきらめさせました。

弘法大師が残した橋杭が、橋杭岩になったという伝説です。

満潮時と干潮時

満潮時の橋杭岩

橋杭岩は、満潮時と干潮時で見れる景観がかなり変わってきます。

満潮時は、駐車場から魚が泳いでいるのが確認できるぐらい海水が増えて、少し離れた橋杭岩の風景を楽しむことはできますが、近くまでは行けません。

干潮時の橋杭岩

干潮時は、橋杭岩の近くまで歩けるぐらい潮が引いて、ヤドカリなどを見つけれる潮だまりができるので、子供は干潮時の方が断然楽しいと思います。

道の駅

道の駅「くしもと橋杭岩」

橋杭岩の景観を観賞できる場所には、道の駅「くしもと橋杭岩」があります。

道の駅は50台分ぐらいの無料駐車場があり、橋杭岩へ車で来た場合に利用できますが、GWの昼間に訪れた時は満車で混雑していて、空き待ちの状態でした。

食堂

道の駅は、地元の特産品やファーストフードが販売されていて、道の駅の裏側にまわると、サザエのつぼ焼きなどを食べることができる食堂がありました。

基本情報

橋杭岩の参考サイト
住所
道の駅「くしもと橋杭岩」
〒649-3511
和歌山県東牟婁郡串本町くじの川1549-8
アクセス(電車・バス)
JR紀勢本線「串本」で下車→熊野交通バス「新宮」行に乗車→「橋杭岩」で下車 すぐ
駐車場(普通車)
道の駅「くしもと橋杭岩」
収容台数45台 無料
営業時間
道の駅「くしもと橋杭岩」
9:00~18:00(4月~9月)
9:00~18:00(10月~3月)
定休日
年中無休

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