五代松鍾乳洞

五代松モノレール駅前

奈良県吉野郡天川村の洞川地区にある「五代松鍾乳洞」は、昭和8年に赤井五代松さんによって発見された鍾乳洞で、奈良県の天然記念物に指定されている観光スポットです。

五代松鍾乳洞の入洞料金は、大人が400円、小人が200円です。

ごろごろ水の採水場

五代松鍾乳洞へ向かう山の入口には、五代松モノレールの発着駅があり、駅の周辺は有料駐車場になっています。

また、モノレール駅のむかいには名水百選に選ばれた、大峰山の名水「ごろごろ水」の採水場となっている有料駐車場があります。

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五代松モノレール

鍾乳洞への登山道

五代松鍾乳洞は、山の登山道を利用して徒歩10分程度で行くことができますが、五代松モノレールに乗れば5分程度で着きます。

モノレールの運賃は、上りが大人300円、小人が200円で、下りが大人200円、小人が100円です。

五代松モノレール

五代松モノレールの予約は現地受付で、9:00から始まります。

運行時刻表を見ると9:30から20〜30分おきに運行されていましたが、土日祝の連休はすぐ予約でいっぱいになります。

9月の連休に訪れた時は、10:00頃に現地で予約した時点で1時間半待ちで、午前の最終便である11:30分発になんとか乗ることができました。

トロッコ

五代松モノレールのトロッコは、運転手をのぞいて4人乗り(小人の相乗り可)で、ヘルメットを駅で着用して乗り込みます。

トロッコは山の斜面をゆっくりのぼっていきますが、最後の方は大丈夫か不安になるぐらいの急勾配でちょっとスリルがあるので、アトラクションのようでおもしろいです。

モノレールの中間地点には、傾斜角度34.5度と記載された立札がありました。

鍾乳洞入口

トロッコを降りて少し歩くと、鍾乳洞手前に入洞券を販売している小屋があります。

小屋で入洞券を購入して、ヘルメットを着用したまま鍾乳洞へ入ります。

洞内の様子

鍾乳洞の景観
鍾乳洞の景観

五代松鍾乳洞は、洞内の案内をしてくれるガイドさんが付いて、鍾乳洞の見所で立ち止まっていろいろと説明をしてくれます。

ガイドさんを先頭にグループで移動しますが、鍾乳洞内の通路はそんなに広くないので、少し頭をかがめたり足元に気を付けないといけない場所があります。

鍾乳洞景観

鍾乳石や石柱、石筍は照明でいろいろな色にライトアップされていて神秘的な空間を引き立たせています。

特に広い空間になっている場所の天井は、つららみたいに鋭く垂れ下がった鍾乳石を観賞することができて迫力がありました。

また、洞川地区のもうひとつの鍾乳洞「面不動鍾乳洞」と比べて、五代松鍾乳洞の方が鐘乳石は成長していると思いました。

鍾乳洞景観
鍾乳洞景観
鍾乳洞景観

鍾乳石や石柱など各観賞スポットには、それらしく見える名前がついていますが、なかでも大黄金柱と呼ばれる高さが8mある石柱や、鷲の大鍾乳石と名前がついている所が見所です。

基本情報

五代松鍾乳洞の参考サイト
住所
〒638-0431
奈良県吉野郡天川村洞川
駐車場(普通車)
収容台数約20台 1回500円 1時間以上1000円
※道路向かいにごろごろ茶屋の有料駐車場有
営業時間
午前の部 9:30~11:30 受付は9:00から
午後の部 13:30~15:50
定休日
水曜日、荒天時
冬季(12/1~3月中旬)

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