淡嶋神社

本殿

和歌山市加太にある「淡嶋神社」は、人形供養で知られている神社で、加太の観光スポットとしてTVでたびたび紹介される神社です。

淡嶋神社の御祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)です。

淡嶋神社には10台ほど停めれる無料駐車場があり、神社のそばにも有料駐車場がありました。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

いろいろな奉納物と境内の様子

日本人形
日本人形

淡嶋神社が観光スポットになっている理由は、全国から奉納されて集まった人形や置物などが、境内にたくさん置かれていることです。

本殿正面は、向かって右側に市松人形、左側に日本人形が置かれていて、ずらりと人形が並んだ光景に圧倒されます。

招き猫
たぬきの置物

他にも本殿付近には、招き猫、たぬきや干支の置物、だるま、お面、七福神など・・・いろいろな人形や置物がびっしりと置かれています。

本殿内部
ひな人形

本殿内部には、たくさんのひな人形が置かれていました。

3月3日に行われる「雛流し」は、淡嶋神社の代表的な神事で、一年かけて集まったひな人形を白木の舟に乗せ、女性だけで舟を海岸まで運び加太の海に流す行事です。

末社

絵馬を掛けている末社は何も知らないで中を覗くと、木彫りの男根形や袋に入れられた下着が奉納されているのでびっくりしますが、淡嶋神社は子授けや婦人病、安産祈願に御利益があるとされる神社で、今も下着を奉納する人がいるそうです。

柱のくぐり抜け

本殿に向かって右側にある授与所近くの柱に、くぐり抜けができる四角い穴が開いていました。

この柱は、江戸にみかんを運んで成功したといわれる商人、紀国屋文左衛門のみかん船の帆柱だそうで、願い事を唱えながら朱色の柱の穴をくぐると願いが叶うとされています。

針塚

境内には針塚もあり、毎年2月8日に本殿でお祓いをした針を針塚に納める、針供養が行われています。

大国主社
遷使殿

大国主社は大きな岩で組まれた岩屋の上に、縁結びの神様で知られている大己貴命が祀られています。

遷使殿は少彦名命の使い神である蛙を祀っている廟で、たくさんの蛙の置物が置かれていました。

宝物殿

宝物殿は、残念ながら参拝した時は閉まっていましたが、開館時期は3月〜6月、10月、11月で、月曜日が定休日です。

宝物殿には紀州徳川家から奉納された、ひな人形などが展示されているようです。

鳥居

神社の鳥居付近には、名物つぼ焼きなど、海産物を売るみやげ物屋が3軒ありました。

施設情報

淡嶋神社の公式サイト
住所
〒640-0103
和歌山県和歌山市加太
アクセス(電車・バス)
南海加太線「加太」で下車→徒歩約20分
駐車場(普通車)
無料駐車場あり

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする